家でもなめろう美味しかった

自宅に帰り、道具を洗ったり風呂に入ったり洗濯したりと動き回って、それから魚も捌いた。結局持ち帰った魚はウミタナゴ11尾、アジ10尾、イワシ9尾。本当はざっと大物だけ片付けして仮眠するつもりだったけど、いろいろ用事で立て込んでいたので仮眠取りやめとなった。

とは言っても、一度の全部の魚を捌くのは腰に来るのでまずはハラワタを取り、別の用事を済ませてから再度調理することにした。

まずはハラワタ取り。ウミタナゴは鱗を取って頭を落としてハラワタを取った。アジはゼイゴを放置して頭とハラワタを取った。イワシは手でハラワタを取ってだいたいそれだけ。イワシは簡単にウロコがとれるので、基本的に釣れたイワシはその場でウロコ取りも終わっているような状態だ。

今日はウミタナゴをなめろうに、アジは3枚におろしてその後の処理を嫁に委ねた。なめろう、ウミタナゴを3枚におろして、腹骨を取って皮をはぎ、血合い骨を取り除いた。現場と違いうちではネギの青い部分をみじん切りに、チューブの生姜、味噌、醤油をウミタナゴの冊と混ぜて包丁でとんとん叩いた。アジは3枚におろして腹骨だけ取った。

ウミタナゴのなめろう、これ絶品。現地でも最小限の調味料でそれなりに美味しかったんだけど、家で作ったのは美味しかった。今日半分食べて明日もまた半分、おつまみには事欠かない。アジはそれなりになっていたけど、釣った魚が小さかったのがよくなかったな。そもそも3枚に下ろすんじゃなくて開きにすべきだった。

魚はまだ残ってる。アジとウミタナゴは刺身にしたい。イワシはつみれ汁がいいなと思っているけれど、数も少ないから上手く出来るかどうか。

なめろうを作るとき、冊取りで血合い骨の周りを身ごと削ぎ落とすのだが、そのまま捨てるのは忍びないのでざっと骨切りしてシロさんにあげてみた。ウエットフードには敵わなかったけど、こちらも全部食べてくれた。

もちろん味付け無しだけれど、それでも同じ食材から似たような食事を作ったものをシロが食べてくれて。これはこれでちょっとした贅沢かな。

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