枕がダメになったので

随分前に枕が駄目になった。自分の枕の中は綿ではなく、プラスチックパイプを使っている。一番最初はメッシュの袋を使っていたけど寝相が悪いのかすぐ駄目になって、しばらくは枕カバーに直接入れて使っていたけど、とうとうそれも破けて駄目に。


その後100均で買ったお昼寝用枕を寝室で使っていた。200円だったっけかな。それで我慢出来ていたのだけれど、昨日の夜、パイプが散乱していることに気がついた。前の枕は隣においたままになっていたのでおかしいなと思ったら、100均枕にも穴が空いていて、それもパイプ枕だった次第。

枕がないのは嫌なので、自分で枕を作ることにした。また枕カバーを買ったり、メッシュ枕を買うのはどうも悔しい気がしたので。
マイお針箱。キットは30年もの。一人暮らしを始めたときからコレを使っている。引っ越してくるときに親が持たせてくれた。その時の箱は大きすぎだったので、何年か前にこの箱に入れ替えた。結構お気に入り。

雑巾を縫ったり、ボタンを付けなおしたりとかは全部自分で。針山もお手製。自分で作って長く使っているものにはとても愛着が湧く。



まずはタオルを二つ折りして、両サイドを縫い合わせる。残りの一辺は8cmくらい残して縫ってしまう。

縫い残しの部分を通して出来た袋を裏返す。裏返すのにはちょうどいいサイズ、うまくひっくり返すことができた。

そしてこの穴からパイプを入れていくのだけれどコレが一苦労。特別な道具があるわけでもないのでチラシの紙を筒状にして差し込み、そこからパイプを少しずつ流し込む。パイプもそれほど小さいわけではないので何度も詰まって。
最後に穴を縫い止めて枕完成。縫ってる時間が1時間位、パイプ詰めに1時間位かかったと思う。結構疲れたけどなかなかの力作。見た目は完全に立派な「枕」だ。

枕カバー代わりにタオルをかけて完成の図、うん、枕。

枕カバーを洗うの、剥がしたりつけたりするのが面倒で放置しがちなので、単純にタオルでくるむだけ。それなら手間もないし、2日に1回くらいカバーを付け替えれば清潔、と思う。
あー、肩凝った。Amazonで調べてみたらネットだけで700円が最安値、時給350円の労働だった。まあ、そんなもんか。

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