久々、六斗の森ソロキャンプ

昨日の午後、行こうと決めた六斗の森ソロキャンプ、決行してきた。

朝早いうちに管理会社に連絡して宿泊OKの返事をいただく。電話で聞く限り、今日は管理人が不在で宿泊は自分ひとりということで完ソロだ、と喜んでいた。はやる気持ちを抑えつつ、午前中は仕事。ある程度片がついたところで早めの昼ご飯を食べて、買い出しに出かけた。といってもちょっとした食材と小道具だけ。慌ただしく準備してバイクで出かけた。

勝手知ったる道で、迷うことなく到着。向かいの管理会社で受付を済ませて料金を支払い、いざキャンプ場へ。今日は本当に一人もいない。静かでゆっくり出来ると思うと最高に嬉しかった。

積んできた荷物たちとバイク。前回と違うのはカゴが付いたこと、大きな焚き火台やフライパンがないことくらい。荷物は少しだけコンパクトになった。リュックを背負ってきたけど、いろいろ重たかったので少しくたびれた。いくら40分そこそこの道のりとはいえ、荷物を背負ってのバイクは辛い。次回はもう少しコンパクトにまとめたい。

まずはテント設営。バイクの脇に我が家を建てた。前回手こずったポールの差し込みも要領を得たのでわりとスマート、比較的短時間でテントを設営できた。耐水圧と形で決めたこのテント、今はもう売っていない。気に入ってはいるけれど、次回買う機会があったらもっと普通のを買うかな。

テントの次は薪集め。森というほどではないけれどちょっとした林があって倒木がたくさんあるので、薪を買う必要はない。ソロキャンプ一晩分の薪を集めるのはあっという間だ。

薪を集めてテントに戻るともう一人、ソロキャンプらしき人が来ていた。まーソロだったらお互い様だから気にならないだろうと思った。

薪を集めたらお茶。ということで風呂敷を広げる。今日はデビュー品が多い。キャプテンスタッグのテーブルにNorth Eagleの焚き火台、それとベルモントのコッヘル。それも安物ではあるけれど、自分にとっては心強い道具たちだ。

とりあえずお湯を沸かしてカフェオレで一休み。それから薪を切りそろえた。
薪の整理も一段落した頃、事態が急変。グループキャンプらしき一団がやってくる、それも3家族ぐらいの規模。様子見に来ただけかなと思っていたら、荷物をおろし始めた。デイキャンプであって欲しい、と思っていたらタープだけでなくテントも張り始めたのでちょっと気が重くなった。子供が賑やかなのは気にならないけど、大人たちが静かであってくれればいいなと密かに思う。


今回の出費。100均で酒用のボトルと木のスプーンを買い216円で、後は食材とかで647円。それとキャンプ場の料金520円で締めて1,383円。大人が1泊で遊ぶにしては格安だ。

ここは人さえ少なければ本当にいい場所だ。あと暴走族がたまに来る。どれだけ時代遅れなんだよって思うくらい、やっぱり茨城は田舎なんだと痛感する。

宴を始めるにはまだ少し早かったので、園内を散歩してきた。バーベキューコーナーからキャビン、林の中までぐるぐる回ってきた。ボーっとするには本当にいい場所だ、但し人さえいなければ。
散歩から戻って少し早いけど焚き火を始めることにした。薪に直接火をつけることは出来ないので、散歩のときに焚付用の枯れた杉の葉を拾ってきた。杉の葉はライターで一発着火、それに小枝と薪をくべてあっという間に焚き火が完成した。ここまで順調だとととえも心地良い。

焚き火は楽しい。焚き火を見ることが非日常だ。何時間でも見ていられそうだ。
ボーッと焚き火を眺めていると、ソロキャンパーさんが話しかけてくれた。自分と同い年くらいだろうか。時々平日に休みが取れるとおっしゃっておられた。キャンプのこととか釣りのこととか1時間位話しこんでしまった。そして焚き火が消えてしまったので、また最初からやり直し。ようやく少し暗くなり始めたので、お酒も飲み始めることにした。

今日の夕飯はチープ。ソーセージと餃子、それにモヤシと缶詰1つ。使ってみて、この焚き火台はコッヘル向きじゃないことが判明。コッヘルって折りたたみ式のハンドルがついていることが多いけど、網の上にコッヘルを置くとハンドルが焚き火台の縁と干渉して平らに置けない。かといってハンドルを折りたたむと熱くて持てなくなる。結果、仕方がないので煮炊きはガスを使って、焚き火台は焚き火専用になった。
本格的に暗くなったのでランタンも投入。雰囲気はあるけれど、ちょっと暗かった。ランタンの使い方はもう少し考えないといけない。ローソクランタンとか導入すべきかな。今回はマメにビデオも撮ったけど、暗くてイマイチだったかもしれない。ビデオを取ろうと思ったら、ローソクだけじゃなくて真面目に証明を考えないといけないな。
持ってくるお酒を少なめにしたので、残り一杯をテントの中で頂くことにした。家族連れは音楽までかけてうるさい。子供がうるさくてすみません、とか言ってたのに、うるさいのはあんたたちだよ、と思ったのは自分だけではなかっただろう。

夜何度か目が覚めた。トイレに行ったのもあったけど、銀マットの寝心地が良くなかった。枕はシュラフの袋に衣類を詰めて代用にしているけど、それも低かった。ここは改善の余地ありだ。エアマットかコットを導入したいな。
本当は夜と朝にうどんを作る予定だったけど、夜はお酒で満足してしまい、朝はお腹が空かなかったので食べず。朝はお湯を沸かして紅茶だけ飲んで撤収した。2泊すればまた違うんだろうけど、1泊だとどうしても2日めが尻すぼみな感じになる。それと六斗の森は朝9時チェックアウトとなるので、ゆっくりする時間もあまりない。210円で延長も出来るけど、帰ってからの用事もあるので、今回も早々に撤収した。
帰ってからテントとシュラフを干して、洗濯とか整理とか風呂とか。とにかく片付けを先延ばしするとグダグダ放置してしまうので、帰ったら一気に片付けるようにしている。キャンプ場で洗ったコッヘルも洗い直し。疲れたけど楽しかった。

釣りの時は徹夜なので極限状態での片付けになるけれどキャンプはいいね。夜しっかりと寝ているから、帰って片付けしてても身体が楽。昼寝の必要もないのでなんだか得した気分だ。そして今日はまだ土曜日。まったりと一日を過ごそう。

今回の出費リスト(合計1,383円)

木のスプーン 108
ウォーターボトル 108
ソーセージ 214
ワンカップ 127
コーラ 84
プロセスチーズ 107
生餃子 85
モヤシ 30
キャンプ場 520

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