鹿島港は結局小サバ祭り

土曜日は朝からずっと町内の祭りの手伝いでかなり疲労がたまる。ほぼ10時間の立ち仕事で疲れたけど、以前から行くと決めていたので打ち上げで酒も飲まず帰宅、21時過ぎに鹿島釣行に出発した。途中スーパーでドリンクと食料、釣り場近くのフィッシング鹿島南店でアミコマセとオキアミを買った。状況を聞くと、やっとアジが入ってきたとのことだが豆アジサイズらしい。それでもサバよりは嬉しい。

目指すは鹿島港中央公共埠頭。釣具屋の店員の話もあったし、車止めがあって竿受けが取り付けしやすいので、という理由もある。いつもどおり混んでいて、とりあえず横付けされた船の脇に23時10分釣座を確保したけどすごい風、そして寒い。Tシャツでは耐え切れず、長袖の作業着を着てもまだ寒い。果たしてこれで釣りできるんだろうかと心配になる。

発電機照明でアジを狙う人がいたのでアジは確かに出回ってるんだろう。ということで一応釣りの用意を始めた。最初に竿受けを車止めにつけて、竿を伸ばしておいておき、仕掛けの用意を始める。でもあまりの風の強さで、竿が竿受けから外れて何度も海に落ちそうになる。23時30分頃準備ができたので実釣開始。我慢して釣りを始めてはみたものの寒さが半端無く、風で竿が持っていかれてアタリも何もわかったものではないので、0時頃早々に撤収することにした。

釣りをやめてどこかで仮眠して帰ろうかと思ったけど、せっかく鹿嶋まで来たし、風裏とか良さそうな場所はないかと考えて港公園の船着場を思いついた。車に乗って移動中、アンモニア岸壁が風裏だし場所さえあいていればベストポイント、と思いアンモニア岸壁に立ち寄った。期待はしていなかったけど、様子を伺うと右端の常夜灯下が空いていて、中央公共埠頭ほどは風も強くなく竿を出せそうなので、ここでやってみることにした。

2016-07-24 00.28.07アンモニア岸壁での実釣開始は0時20分頃。アンモニア岸壁西端の常夜灯下は自分にとっては馴染みな釣座だ。しかし、だからと言って魚が釣れるわけではない。アタリもないので前回の中央公共埠頭での夜明けの小サバラッシュのみ、と同じ状況であることが頭をよぎった。やっぱりアジはまだなんじゃないか。

夜中1時半頃、根掛かりでおもりを失う。今日も仕掛けはトリックで単価が高く、根掛かりは恐ろしい。幸いにも失ったのはおもりだけなので、別のおもりを付け直して釣りを再開した。

そして2時10分、トリックにアタリがあり待望の豆アジが上がってきた!。アジが回ってきたという釣具屋の情報もまんざらではない、と思ったけど後が続かずぞの後沈黙。3時20分、そろそろ空が白み始める頃に小サバを追加。その10分後にミニフグ。アジが釣れる雰囲気が感じられない。

4時頃には少し明るくなり始め、4時半頃、前回同様とうとう小サバが爆釣モードになってしまった。今日もアジはダメだろうということで、おみやげ用にサバを少し釣り上げてキープしておくことにした。楽に釣れるように4.5mの延べ竿を出してパニック仕掛けで狙ったけど竿が柔らかすぎ。やっぱり波止竿で釣ってればよかったかも。

この時点で小サバ18尾。前回の中央公共埠頭の時から3週間後ということもあり若干サイズアップしてる印象だ。それでも塩焼きにするサイズではない。

その後、朝5時過ぎから1時間ほど仮眠。前日の10時間立ち仕事の疲労もあり、目をつぶるとすぐに眠りに落ちた。6時頃に目が覚めたので釣りを再開。

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6時半頃になると釣座に陽が差し、ようやく暖かくなってきた。春を迎えたような気持ちよさ。自分は作業着の上下とTシャツ、それにフィッシングベストを着ていたが、ずっと寒くて。とにかく車には追加のウェアを載せておかないといけなかったなと痛感した。

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7時頃、唯一釣れた豆アジが生きていたので、ブッコミを始めた。シーバスロッドを出してエレベーター仕掛け。こちらはとりあえず放置しておくだけ。釣れれば竿が大きく動くので、竿ごと持っていかれさえしなければ放置で問題ない。トリックも再開。フグとかメバルとか外道も混じったりしたけど結局小サバがメイン、30尾に近くまで惰性で釣り続けた。アミコマセでなく、オキアミをつけると底近くで小メバルやフグが良く食う印象だった。小サバはオキアミでは食いが悪かった。

朝9時半、飽きたので納竿。ブッコミのシーバスロッドは、プルプルと豆アジが逃げるような様子もあったけど結局釣れず。しかも最後はおもりを根掛かりでロストして、豆アジごと海の藻屑になってしまった。

片付けをして、10時過ぎに撤収完了、帰宅した。今回の釣果は小サバ32尾、豆アジ1尾、小メバル4尾、フグ4尾という結果だった。出費は餌702円、ドリンク食料等買い出し541円、帰りの食料等と氷代等836円で合計約2,000円。1尾70円とはなんとも高価な小サバになってしまった。

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