前日2日土曜の夜20時の少し前に車に荷物を詰め込んで自宅を出発。道中、夕食のパンを食べたけど足りなくて途中稲敷のウェルシアで食料等追加。この時、現地でアジを刺し身にするときに使う醤油とワサビも購入した。結果的には全く不要だったけどね。現地には22時15分頃到着した。
最初に5.4mの磯竿にトリックを準備して水深目一杯のところへ投入しておき、それからその他準備にとりかかる。暗くてよくわからないけど、椅子の左側に荷物一式、右側にバケツ類を配置した。
気温25度くらいとのことだったがTシャツでは肌寒く、ロンTを着てさらにフィッシングベストを来た。ベストは初着用。暑くさえなければウエストポーチが不要でとても楽だった。
その後溜まっていたLINEに返事し、しばらくはLINEのやり取り。ちょい投げの準備や釣りをしつつ、LINEは結局0時過ぎまで続いてしまった。
アタリがあったわけではなかったけど、ちょい投げ投入後少し時間が立ったので上げてみると少し重い。「もしや」と期待しつつリールを巻いてみるとがっかり、本日の第1号ヒトデさんであった。
そしてここから試練の時が続いた。ちょい投げは初めの内、エサはとられるものの何も釣れず、おそらくヒトデなんだろう。最終的にはエサさえ取られなくなってしまった。
トリック仕掛けに至ってはエサさえなくならない。外道のウミタナゴでさえ釣れない。前半早々意気消沈である。
0時頃、3.6m波止竿にパニック仕掛けを用意した。サバでも何でもの構えだ。その後2人連れに声をかけられて少し話したが、どこもまったく釣れていない様子。おそらくアジはまだ構内に入ってきていないのではないか、とのことだった。
暇なので夜景を撮影。鹿島港の夜景は綺麗だ。規模こそ小さいものの東京の夜景と変わらないぐらい。特に海越しに見る夜景は綺麗。工場の明かりだけでなく、煙突から出る煙や風力発電の風車など、見る者を飽きさせない。
この時点でもう敗戦濃厚、釣りのこと以外にいろいろなことに思いを馳せた。その間も竿は見ているけれど、残念ながらアタリはない。竿先につけた鈴はチリンとも言わない。
2時40分頃、小腹がすいたのとあまりに暇なのでインスタント麺を作ることにした。マルちゃんのカレーうどん、確か税別80円の格安カップ麺だったと思う。途中から竿も見ず、湯沸かしに集中、完成後は椅子に座って竿を見ながらカップ麺をかっくらった。
その後もアタリなく、空が明るくなりそうになった4時、この日最初のアタリが来た。3.6mのパニック仕掛け、鈴はならなかったけど、竿先が沈んだ!。横に走ってる、サバだ!。釣れたのはもちろん嬉しかったけど、いきなり隣のトリック仕掛けと絡まって意気消沈。サバのサイズは20cm届かないくらいで、なんとか上げたものパニック仕掛けはぐちゃぐちゃ。たった1尾上げただけでパニック仕掛けは交換となった。
その後少し釣れなかったが、ようやく棚を把握でき、コンスタントに小サバが釣れるようになった。こうなったらもうアジはいい、ということでパニックでの小鯖釣りに専念することになった。サバは中層にいるようで、底を狙うトリックには全くかからない。最初のうちは棚を3から4mと判断してそこにパニック仕掛けを投入し、釣れるのを待っていた。しかし表層にもサバがいることがわかり、それからはコマセをまいてサバが色めき立って集まったところにパニック仕掛けを投入する方法に変更した。この方法が功を奏し、サバを上げるペースが一気に上がった。
コマセがなくなる、というかいい加減飽きたので、6時30分に納竿した。結果は15から20cm程度の小サバが49尾となった。一時はボウズも覚悟したけれど最後に追い上げ、サバではあるけれど、何だかんだ言って目一杯遊ぶことが出来たと思う。
その後、40分位かけて片付け、途中ファミマに寄って氷を買ってクーラーボックスに投入しておいた。サバ自体は釣ったらその場でエラを切って血抜きし、最初海水、その後海水で作った氷水に入れておいたので、鮮度的にはそれほど問題なかったと思う。
本当は帰りにスーパー銭湯に寄ろうと思っていたけれど、うっかり行き過ぎてしまった。身体が結構元気だったので、そのまま家まで直行することとなった。
帰宅後はすぐ道具の片付けと小サバの下ごしらえ。いろいろ考えたけど「唐揚げ」ということで、頭と腹ワタをとって、タッパに並べて冷蔵庫に入れておいた。1尾だけ、体側にヒザラガイのような寄生虫らしきものがついていて、それは捨てることにした。
途中から要領を得て、1時間位で捌ききることが出来た。あとは揚げるだけ。唐揚げだけでは食べきれないので、やはりここ一番の南蛮漬けにするしかないかな。
今回の出費、釣行前の買い物を除いて、ウェルシアでの食料調達496円、ファミマで氷249円だった。スーパー銭湯行かなくて、出費が追加の買い物にまわった感じかな。
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