物事の本質と大人の理屈

結局夕方、お世話になったクラブに顔を出してきた。わかっていたことではあるけれど、好きでない人、いやそんな優しい言い方しなくていいね、嫌な奴も来ていた。もちろんガン無視、気にもしないし、口も聞かない。

ラケット、使いこなせなかった。微妙な差だけど全然キツイ。逆に肩と腕の筋力をアップしてラケットが振れるくらいになればまたいいのかもしれない。せっかく買ったし、少し鍛えようか。

夜は家に帰る前にスーパー銭湯へ。久々のサウナを堪能してそれから戻って料理。豚ロースを焼いたのと、ズッキーニとトマト。

豚肉なんて調味料の味に簡単に染まる。そして塩コショウで十分。付け合わせもシンプルに焼くだけで後は塩コショウ。それだけ。

手間隙かけるのも嫌いじゃないけどスキレットで料理するようになって素材の味に頼るのがいいかなって、ここ最近はそんな感じ。

豚肉からの油が出たのとトマトの水分かな、けっこう残り汁が出たのでまたピラフにした。今日はトウガラシとタマネギを入れて。米を0.5合しか入れないので具材の味に影響されるのだけれど、トウガラシ1本はダメだった。辛すぎて最終的な味がわからなくなっちゃって。スキレットでの締めのご飯はさらなる研究が必要だね。

この3ヶ月ほどでいろいろ勉強した。結局は誰も信用出来ないということ。ほとんど誰もが他人の努力を食べるだけ食べてフィードバックなんて何もない。何でも言ってくれ、なんてのは上辺だけ。いかにして他人が作った礎を美味しく食べるか、それしか考えてない。自分が一番可愛いのは誰しもそうで否定はしないけれど、結局は誰も他人の苦労に対して付き合っていこうとしない。見せかけだけの親切心には飽き飽きした。

大人になるっていうのはそういう卑怯さと鈍感さを身につけることだったのかな。50にしてやっと気づいた。

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