タモロコ、10年以上前に釣って持ち帰ったことがある。どういう調理方法にしたかは覚えていないけど、腹も出さずに食べてすごく苦かった記憶がある。その時以来の実食ということで、今回は南蛮漬けにしてみることにした。確か10年前よりもサイズも大きくて数も多いはずで、腹と頭を取れば何とか食べれるだろうと思って持ち帰ってきた。

昨日下処理は済ませているので、今日は揚げて漬け汁に漬けるだけ。漬け汁はあらかじめ、酢と醤油と酒を2対2対1の割合で混ぜて砂糖適量と玉ねぎのスライスを入れ、砂糖が溶ける程度に火にかけておいた。タモロコは片栗粉を付けて油で揚げた。骨が硬いという話を聞いていたので5分位かけてじっくり揚げ、その後すぐ漬け汁に移した。ジューっと音がしている間に次のタモロコを油に投入して、それからタモロコを器に並べていく。これの繰り返し。最後に漬け汁と玉ねぎをタモロコの上からかけておいた。

お昼ご飯に少しだけ食べたけどこれが驚くほど美味で、臭みもまったくない。揚げ具合が良かったのか骨なんて全く硬くなくサクサク。何度でもリピートしたくなる料理となった。

今日の夜の酒の肴を釣りにちょっと川へ、なんていう釣行はとても素敵。やはり今週末は江戸川遠征でなく、近所の川へ出かけることにしよう。