アンモニア岸壁アジ釣れず

意を決して、7月以来3ヶ月ぶりに鹿島に行ってきた。もちろん夜釣りで狙いはアジ。ちらほらとアジの便りを聞くようになったのでかなりの期待を持って出かけることにした。

土曜日の夜19時頃自宅を出て、途中食料を買い込んでガソリンスタンドに寄り、釣具屋でエサを買って現地に乗り込んだ。食料としてカップラーメンを買った直後の運転中に割り箸を忘れたことに気づきショックを受けた。最近そういうミスが多いのは年のせいか。撒き餌用の配合餌も忘れてしまっている。なにげに無駄な出費が大きかった。多分800円くらいは無駄だったと思う。

アンモニア岸壁には9時過ぎに到着。常夜灯側はずらっと竿が並んでいたけど排水口側は無人、ということで排水口側へ陣取った。釣りを始める前に状況を確認しに釣り人に話を聞くと、タチウオ狙いとのことだった。ここでタチウオが釣れるというのは初耳だった。来年チャレンジしてみたい。

2016-10-29-22-54-05  今日は事前に餌が買えず、アミコマセは凍ったまま。まずはバケツに海水を汲んでアミコマセをぶち込んでおく。すぐに釣りを始めるために解凍済みのアミコマセも購入していたので、投げサビキの用意から始めた。投げサビキは初めてで、サビキは十年以上前に買った残りを使ってみた。サビキ投入後、次はトリックの準備。全然解けていないアミコマセをこすり取って餌とし、とにかく釣りを開始した。実釣開始は22時過ぎ。

ふと海面をライトで照らしてみると小魚が群れている。一目で「イナッコ」だとわかって少しがっかり。せめてイワシだったら良かったのに。イナッコは眼中にないので、まずはアジを目指す。トリックは海底近くの棚で置き竿にして、せっせと投げサビキのコマセを入れ替える。潮の流れが速く、すぐに巻いて詰めて投げるの繰り返しになってしまうし、しかも釣れないのでいい加減飽きてしまい、ウキをはずしてサビキのハリにオキアミを刺し、捨て竿にしてみた。きっと何か釣れてくれるてあろうと思ってのことだったけれど、その考えは甘かった。

とにかくどちらの竿にも全くアタリがない。挙句の果てにつけたエサがほぼそのまま戻ってくるという状態で、2時間ほどでギブアップし、禁断のイナッコ釣りに手を出すことにした。随分と寒くなったし、ずっと海で暮らす鹿島のボラはむしろ美味しいということもあったから、ボウズ逃れも兼ねて釣ることにした。トリックを水面にセットしただけでは釣れないので、アミコマセを少し投入すると、比較的すぐに釣れてくれた。やっぱり間違いなくボラの子、イナッコだった。

イナッコを数尾釣っては真面目にトリック、トリックに飽きたらイナッコ釣りを繰り返した。そして夜中1時過ぎだっただろうか。ついに雨まで降り出した。アジ釣れないし、雨だし、しかも思っていたよりも寒いし。とにかく悲惨な状況だった。

結局アジは釣れず夜が明けたのだが、イナッコは見当たらない。何の気なく足元にコマセを巻くと魚の群れが寄ってくる。しかも結構な数だ。これは多分コッパだ。イナッコの次はコッパ、ということで当初投げサビキだった竿もトリックで釣ることにした。アジが出てくる可能性もあるので、いちおう最初のトリックは底付近にタナを取ったまま放置しておく。

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コッパはかなりの数がいるので本気で釣ればすぐにクーラーボックスいっぱいになるだろうと思っていた。最初のうちは釣れてくれるけれど、だんだん釣れなくなってき、最後には完全にコマセと食わせを見切られていたっぽい。全然釣れなくなった。完全に明るくなって何も釣れなくなったので、納竿することにした。

イナッコ10尾、コッパ7尾、イサキの赤ちゃん1尾という散々な釣果だった。でもボウズじゃなくてよかった。

2016-10-30-08-33-31朝のアンモニア岸壁からの風景はどんよりとした空。久しぶりの鹿島だったのに本当にがっかりだった。

雨は夜中一時的ということではなく、降っては止み、の繰り返しで朝になっても完全に晴れあがることはなかった。滅多に来れない鹿島なのに、がっくりと疲れた釣行であった。

今回の出費はガソリン代1,000円、食料等563円、釣り具類1,371円で合計2,934円。今月の趣味の出費は予算を大きく超えてしまった。マラソン2回とバドミントンの部費が大きかったし、今日の出費も大きかった。来月も出費がかさみそうでとてもきつい。

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