早春釣行1、那珂湊でセイゴ

つくばで午後一仕事の打ち合わせ、ということでそのまま車中泊釣行に行こうと考えていた。場所としては鹿島港か那珂湊漁港のどちらかで直前まで悩んだ。鹿島港でアンモニア岸壁なら風が弱めの予報でアジを狙える可能性があるし、朝マズメはサヨリも狙える。那珂湊漁港の場合は風が強めだけどセイゴが釣れている様子、さらに北側の磯崎漁港でもサヨリが釣れ始めたとのこと。考えた末、つくばからの移動距離を考慮して那珂湊漁港に行くことにした。

例年この時期稚鮎が釣れ始めるはずなので大洗の釣具屋で聞いてみたけどまだ声は聞かないとのこと。とりあえず夕マズメから夜にかけてセイゴを狙い、車中泊して朝は磯崎漁港でサヨリを狙うことにした。


現地到着は17時過ぎ。釣り人はちょこちょこ。見たところルアーマンかチヌ狙いか、それかサビキ。この時期サビキでいい釣果が望めるとは思わないけどどうなんだろ。車横付けの岸壁ではなく、堤防の中程に釣り座を構えることにした。右隣の人はチヌを釣り上げている様子、左隣の人はエギングのよう。この時期この場所でイカは難しいと思うけどこういう人がいるから釣れ始めの時期がわかるわけで。

テトラ、昔は全然怖くなかったのに今は1歩を踏み出すのが怖い。年をとって冒険出来ない自分の気持ちと同じかも。

最初は電気ウキにオキアミエサで釣るけど全く反応が出ない。根がかりしてせっかくの電気ウキをロストするのが嫌でテトラ帯を諦め、湾内側でアオイソメ餌のセイゴ狙いに切り替えた。メバルほしかった。

釣座を変えてしばらくしてアタリがあったような気がした。軽めに合わせると魚がついている様子、とりあえずボウズ回避。抜き上げると白っぽくて細長い魚体で狙い通りのセイゴ。20cm程度の小さめ、今日はセイゴを10本くらい釣って、車中泊の晩酌の刺し身と家に帰ってからの塩焼きとか、そういう算段だった。

ところが後が続かず。アタリっぽいウキの動きはあるけれどハリに乗らない。アタリじゃないのかな。
20時過ぎに一度スーパーへ追加購入にでかけ、戻ってきてから堤防を引き上げて岸壁に移動、椅子に座ってのんびり釣ることにした。もう遅い時間だからまずはウイスキーを飲むことに。スキットルで持ってきたウイスキーをコーラで割ってのんびりウキを眺める。

お隣は子連れの夜釣りらしい。いくらなんでも夜の遅い時間からスタートしてサビキは難しいと思う。ぶっこみも含めてたくさん竿を出し始めるし、まったく。
全然釣れない。おかしい、セイゴが結構釣れてるっていう情報だったから来たのに釣れている気配がまったくない。本当に釣れてたのかね。

ぼーっとしているとお隣のウキにアタリ。アタってますよ、伝えてもいいけど釣れていないと格好悪いので放置。その後ようやく気づいたみたいでセイゴが釣れていた。程なく自分のウキにもアタリ、セイゴが釣れてきた。ひょっとしてセイゴが回ってきたのかも、と思ったけどそれだけだった。
結局初日の釣果は小さなセイゴが2尾だけ。残念な結果に終わってしまった。

セイゴをささっと刺し身にさばいて日本酒で一杯、といきたいところではあったけど、結構疲れたので魚は持ち帰り、買ってあった食材で夕飯を作ることにした。場所も移動せずそのまま那珂湊の岸壁で車中泊、車内の荷物を整理して車中泊モードにし、トイレに行って次のお楽しみを始めることにした。

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