今日はバドミントンの大会、毎年楽しみにしている秋季オープン。自分の所属する連盟で開催される唯一混合ダブルスがある大会で、同じ学年の女性と参加した。今日は出場者兼主催者なので到着後コートの準備を手伝った。
1試合目は年配ペアと対戦。パートナーがすごく緊張していてガチガチだし、手も震えつつサーブをしているのが見える。その様子は可愛いのだけれどちょっと緊張しすぎ。最初の2、3回のラリーで実力的にはこちらが上だとわかったので自分には気持ちの余裕があったけどパートナーがガチガチ、1セット目は18点くらいで落としてしまった。それでも今日は自分のスマッシュが当たっているように思えたので気落ちせずできたのが良かった。2セット目、3セット目を大差で勝つことができた。パートナー、結局最後までガチガチだった。
2試合目は若夫婦ペアと。一昨年の同じ大会で負けていて、今年も「負けてやむなし」と思って対戦、もちろん勝つつもりで最初からやる気全快。相手は知り合いなので、雑談で「最近あまり練習ができていない」と話していたのだけれど、確かにミスが多く、実力的には相手が上だけど1セット目を比較的楽に取ることができた。それでもさすがに一筋縄ではいかず2セット目は取り返される。今日の体育館、秋雨のせいで湿度が高く、そして温度も高めで体力がどんどん消耗する。この時点で若夫婦ペアの男性がかなりダウンしていたみたい。3セット目は中盤から抜け出すことができて、この試合も勝つことができた。パートナーの緊張も完全にほぐれ、この試合はパートナーに助けられた感が大きかった。
3試合目は東京の年配ペアと対戦。このペアには3年前に対戦してその時はファイナルで負けている。技術的には相手が上だけど前の対戦のときは自分の足がつって負けたので、今回はスピードで勝てるだろうと踏んでいたのがまずかった。相手ペアの女性のクリアが想像以上にきつく、パートナーがどうしても押されてしまう。そこでカバーに回ろうと自分が動くと相手に空きを突かれるという最悪のパターンで1セット目を落とした。この時点で自分は酸欠できつかった。2セット目も押され気味。この時点で決勝トーナメント進出は決まっていたので、パートナーには「次もあるから無理はやめよう」と話した。2セット目もペースを掴めず、ストレートで負けてしまった。ショックだったけどやむを得ない。ちょっと怖い、ストレートで負けたと思っていたけどビデオを見返したらファイナルだった。多分酸欠で記憶が飛んじゃってるんだ。2セット目取って3セット目取られて負け。この時点で限界だったのかな。
4試合目は決勝トーナメント1回戦。これに勝つと3位以内確定で賞品がもらえる位置にたどり着ける。相手ペアは年代的には自分たちよりも少し上くらいで、男性はよく知っている人、女性とは初対面。男女それぞれの実力的にはこちらが上だろうと踏んでいた。1セット目はいい流れでラリーができて比較的スムーズに奪取。2セット目もいい流れではあったけど、徐々に相手の女性が上手いことがわかってきた。とにかくスマッシュが決まらない。自分のスマッシュはそれほど速くないのでやむを得ないことではあるけれど、それでも相手がよく取る。男性側のミスに助けられて接戦になったけれど結局2セット目を落としてしまった。3セット目も接戦。ただ中盤を過ぎた頃、完全に酸欠で意識が朦朧とし始めた。既に4試合目で3試合目を除けば全てファイナル、というのが影響したのかもしれない。16点くらいから相手に抜け出され、挙句の果てに相手19点のサーブで、自分がレシーブを空振り。何とも格好悪いのだけれど、それ以前に記憶が飛んでいる。そしてそのまま相手に押し切られて、ここで敗戦、ジエンド。残念ながら賞品にはあと一歩のところで届かなかった。
大会で全部の試合を全力で戦ったのは今日が初めてだったかもしれない。いつもは優しい試合が一つは交じるのに今日はどれもきつかった。声を出しすぎたせいか喉は潰れるし、終わってから足がつるし、酸欠だし、かなり辛かった。でも何より、お気に入りのパートナーと頑張れたのが最大の収穫。楽しい1日だった。
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