鹿島港釣行料理編、ボラ料理

釣りしてるときからボラはつみれにしようって思ってたけど、全部つみれにして失敗だったら嫌なので南蛮漬けも作ってみることにした。ぬめり取りと内臓の処理だけは帰ってきた当日にやっておいた。その日は疲れたのでそのまま冷蔵庫に入れて翌日から調理開始。

アジの南蛮漬けなら頭もまるごと揚げるけど今回は冒険なので頭は落とし、中骨に沿って包丁を入れた。あとは片栗粉をつけて低温でじっくり揚げて漬け汁に入れるだけ。晩酌で少しつまんだけど骨が硬かった。わざわざ中骨にもよく火が通るよう包丁を入れたのにそれでも硬い。漬け汁が少なかったので追加の漬け汁を作って冷蔵庫で保管しておく。酢が骨を柔らかくしてくれることを期待して。

つみれは3枚におろして皮を剥いだところまでで一旦作業終了。片付けで疲れ果ててしまって作業をさらに翌日にまわしてしまった。パットに入れてラップして冷蔵庫で寝かせる。

3枚おろしと言っても刺し身で食べるわけではないからとてもいい加減。大名おろしして適当に皮剥いで。身が崩れてもお構いなし、どうせつみれにするから。
つみれを作ったのはその翌日。包丁で叩いた。叩いた身をボウルに入れて3%くらいの塩を足してよくミンチすると適度な粘りが出てつみれになる。

ここで一つ失敗、卵白を入れすぎてしまった。卵白が多いと当然ミンチがゆるくなってまとまらないので粉を足さざるをえず、今回は大量の片栗粉を入れることとなった。最終形が残念な予感しかしない。
さらにその翌日の朝食。つみれ汁にした。あと釣り餌のつもりで買ったけど使わなかったしらすと使い切られることをただ待つだけのダイコンおろしでしらすおろし、漬物は自家製ハリハリ漬け。こうしてみると結構豪華な朝ごはんかもしれない。

つみれ汁のお味の方はというと全然大丈夫、美味しかった。いかんせん片栗粉が多いので食感がヌメッとしているけど魚の出汁が出たいいおすましだった。
つみれは冷凍で2週間分くらいあるから朝ごはんの汁物の具に丁度いい。ダイコンとつみれだけの椀物で十分なボリューム、漬物も切らないと。

今回釣りの直接の出費は1,400円くらいでガソリンも1,500円くらいだから合計3,000円くらいの出費。それでもこうして食材として残るし、気分転換で一日十分遊べたから、月に1回は出かけてもいいかなって思えた。また行こう。

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