早春釣行3、磯崎漁港で釣る

4時過ぎに背中が寒くて目が冷めた。昨日は疲れていてすぐに眠りに落ちて寝る準備が万全じゃなかったな、毛布かけなかったし。2時間寝てないから二度寝しようか迷ったけど、せっかく釣りに来てるんだし元気だし、トイレにも行きたかったから起きることにした。

トイレから戻ってまず朝ごはんの準備、お湯を沸かして紅茶を入れる。暖かくて甘い紅茶で目が覚める。昨日準備した卵、ゆで卵のつもりだったのに温泉卵状態だった。そのまま食べてしまうと具なしのホットサンドになってしまうので、温泉卵をアイラップに入れてマヨネーズを足してよく潰し、食パンの上に広げて上から食パンもう1枚で挟み、ホットサンドメーカーに入れて焼いた。初めて焼いたのは自宅でガスコンロを使ったけど、要領がわからず結構焦げた思い出が。今はもう加減がわかって外で作っても程よい焦げ目で出来る。

ホットサンドはとりあえず放置して、磯崎漁港へ向かった。

5時30分頃に磯崎漁港の無料駐車場についた。初めての釣り場で様子がわからないので、まずは荷物を持たず堤防まで歩いてみた。漁業関係の人が出勤する時間帯なのか、頻繁に車がやってきた。堤防は海面からかなりの高さがある。先端の方に低くなっている場所があってそこがメインの釣座なのかな。外海には大きなテトラが入っていて穴釣りしている人が何本も竿を出している、伊勢海老狙いかな。

低くなっている場所は最初入れず、手前の高い場所で竿を出すことにした。

最初にウキ仕掛けを準備してオキアミを付けて投げ込み放置していた。ブッコミ仕掛けも用意してこんな感じ。今日の狙いはサヨリ。ブッコミはなんでもいいから釣れてくれれば、という捨て竿だ。中通しオモリ、ずっと3号しか使ってなかったけど流れのある場所だと軽すぎる。10号くらいのも買い足しておかないと。

ウキ仕掛けを上げるといきなりハリがない。根がかりしたわけでもなく普通に引き上げただけなのに、エサがないだけでなくハリまでないってどういうことよ、と思ったけど気がついた。フグだな。でも一応魚がいるということだ。
何度かエサを取られ、それでも注意深くウキを見ていると微妙なアタリがわかるようになってきた。うまく合わせると魚がかかる。魚がハリに乗って竿を上げる時ってまずは嬉しい。たとえそれがフグだったとしても。

釣れたのはクサフグかね。もちろん海にお帰りいただく。

その後、先端の低くなっている場所が空いたのでそちらに移動した。ここなら釣りやすい。ポツポツでもサヨリが釣れることを期待する。

ここから先はフグとの戦い。ウキ下を変えてもフグが釣れる。フグが釣れることはまだいいんだけど、ハリの残量がない。ハリがなくなって釣り終了って残念すぎる。トイレにも行きたいし、いったん車に戻ってハリがないか探すことにした。

焼いておいたホットサンドも釣り座に持っていくことにした。タックルボックスを探すとハリも見つかった。ハゼ釣り用のスレバリだけど、魚とファイトするわけじゃなく一気に抜き上げるだけだからスレバリでも大丈夫なはず。

さっきまでハリがなくならないかドキドキで釣っていたけど、これで大量の予備が出来たので気にせず釣りができる。

釣座に戻ってホットサンドを食べつつ釣りを再開した。
サヨリが来れば海面がバタつくくらいの群れで来るはず。そんな様子がないので外海の様子を見てきた。釣座の後ろはすごい波の音がしていたので気になっていた。

大荒れ、まさしく冬の太平洋って感じ。怖いくらい。海釣りって基本的に堤防に囲まれた漁港の内側だったし小さい頃の釣りも大阪湾、荒れる海での釣りって経験がなかった。すごいね。

外海の磯釣りとか、自分には無理だな。
ウキ釣りではフグしか釣れず。10尾くらい釣ったかな。多すぎるので写真も省略。

ぶっこみ釣りは1回激しくアタリがあったけど餌だけ取られていた。最初はなにか大きな獲物って思っていたけどハリに残ったエサの状態から見れば多分あれもフグだったのかね。

ブッコミでヒトデがかかったのを機に荷物を片付けることにした。
但し、このままでは帰らない。せっかく来たんだから。再度那珂湊漁港へ行ってみることにした。

あとでよく調べたらクサフグでなく、ゴマフグのようだった。ま、フグはフグだ。

Be the first to comment

Leave a comment

Your email address will not be published.


*