ポストの蓋がパカパカなので

我が家は築10年ほどの中古住宅を購入して、かれこれ15年以上住んでいる。住み始めた頃はそうでもなかったと思うけど、ポストの蓋がバカになっていて気になっていた。留め具が留め具の役割を果たしておらず、ちょっとした振動で蓋が開いてしまう。何とかならないかってずっと思っていたけど放置。仕事が一段落して急に暇になったので、何とか修理できないかと思ってウェブで調べてみた。

この蒲鉾型ポストはアメリカンタイプ、らしい。アメリカンな風情は感じられない。蓋の留め具、両方から球で押されて留め具が固定される構造らしい。ポスト、パーツ、とか適当なキーワードで30分ほど探してみると、似たようなパーツが見つかりだし、そこから更に商品を見ていくとついに同じものを見つけた。

この商品、ボールキャッチ、というらしい。スガツネ工業ボールキャッチBCT型BCT-40

普通に検索してても見つけられなかっただろうけどAmazonさすが。ポストに付いてる留め具のサイズを測って、同じだと思うサイズを注文した。
ポストは前後に蓋があるけど万一サイズが合わず、無駄になっては嫌なのでとりあえず一つだけ注文した。注文先はAmazonではなくヨドバシで。


火曜に注文して木曜到着。特段急ぐ注文ではないので十分。通販って、こんな小さな金具でもしっかりした梱包でなんだか恐縮する。2つ買えばよかったかなって思ってしまう。


よく見ればすごく摩耗してるし、それにゴミが溜まってて不潔。ネジが馬鹿になっていないことは昨日確認済みで、ネジ山が壊れないように慎重にドライバーを回していく。


蓋側をまず外して、新しいのと付け替える。25年以上使うと金属がこんなふうになるんだね。2つ並べるとその違いは一目瞭然。そりゃパカパカになるよな。

ポスト側も交換。球がもうほとんどない状態で、ひとく汚れているこの金具が光沢ある新しい金具に返信だ。

ネジはもとからついていたのをそのまま流用。サイズもピッタリ。

開け締めしてみると、ガッチリ蓋が閉まる。というか固くて驚くくらい。今まで片方の蓋を開け締めすると同時にもう片方も開く自動ドア状態だったのが、これで解消されそうだ。
サイズに問題なかったのでもう一つ買おうと思ったけど、ふと思い立った。ひょっとして蓋側の金具を左右入れ替えてつければ案外固定できるかも。そうすれば新たな出費の必要がない。物は試しで、付け直してみた。新品のガッチリ感はないけれど、付け直し前よりも固定できている感じ。それでいて新品のように固くないからこれはこれで適度、このまま様子を見ることにした。付け直しは普段郵便や宅配の人が使うから、変に固くなるよりもきっとこちらのほうが都合がいいと思う。

税込みたったの333円。ポスト交換となればポストだけでも1万円くらいするっぽいので、お得に修理できてよかった。

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