昨日あの子がくれたアップルパイ=タルト、今日早速頂いた。本当は3時のおやつに、と思っていたけれどお昼寝タイムでボーッとしていて寝過ごし目覚めたのが4時!。お昼ご飯食べてほぼ満腹な状態でお昼寝したので空腹感はなかったけれど、タルト食べたかったので寝ぼけ眼で準備した。
スイーツには絶対紅茶、なので年代物のウエッジウッドのティーカップ。1脚は学生のときだから買ったのは30年近く前、もう1脚は働きだして追加購入で今、2脚持っているワイルドストロベリー。ほんと好きだったなー。昔は磁器も好きだし紅茶も好きだったけど最近はさっぱり。
今日は最高のタルトがあるので、カップをしっかり温めて紅茶を入れた。
お上品なティータイム、といっても4時を過ぎていつもなら酒を飲んでる時間だけど。このカップを買った頃ってデジカメさえなくて。気軽に写真を撮ることなんて考えもしなかったな。どうせならソーサーとかポットとか、一式ウエッジウッドで揃えておけばよかった。タルトを乗せたソーサーとフォークがちょっと淋しい。
タルトは上品な甘さ。普段の自分が甘党でないことを知っているはずで、あの子はコレを選んでくれたんだと思う。しっかり入れた紅茶にぴったり、といっても茶葉なくてティーパックだけれど。真ん中のコンポートはもちろん甘いんだけどここのところ頭を使う仕事が多くすぐにチョコが欲しくなっていたので、今の自分のおやつにぴったり!
茶葉はなかったけれど、磁器をよく温めて、紅茶はよく蒸らして。いつものいい加減に入れた紅茶とはぜんぜん違うような気がする。苦味というか雑味が少なくて飲みやすい。もちろん飲みやすさはこのカップも一役買っている。カップの口につける部分の角度と厚みが自分にはピッタリ、少し昔を思い出した。
あの子はどんな想いでタルトを買ってきてくれたんだろうか。グリップテープとか野菜とかその他諸々に対する単なるお礼なのかもしれないし、彼女の小さな気持ちが入っているのかもしれないし、それは今の自分にはわからない。でも、あの子の暖かくて優しい気持ちのこもったプレゼントであるはず。今年ずっと辛かったのに、ふっと優しい気持ちになれたような気がする。ありがとう。
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