昨夜灰汁抜きで茹でた筍は、火を止めてから一晩キッチンで放置し、朝に最後の仕上げをした。
湯は灰汁のせいなのか、皮の色が煮出したのか、黒っぽいようなグレーっぽいような色になっている。鍋の縁には灰汁がついている。所々に見える白い粒は灰汁抜きで加えた米。まずは筍を取り出して、皮を向いて綺麗な水に晒した。
2時間ほど晒して筍を切ってみた。この時点で味はわからないけどまさしく筍!。筍の中に白いつぶつぶがあるのだが、これは売っている水煮にもついている。添加物か何かが結晶化したものだとばかり思っていたけれど、どうやらもともと筍についているものらしい。
一番上の皮の硬い部分と、一番下の灰汁で黒ずんだ部分、根の出ていた汚れた部分を取り除いた。
姫皮の部分は日持ちしないらしいので別々に保存。筍の方は熱湯消毒した瓶に詰めて水で満たし、瓶ごと大鍋で煮る。これを冷まして冷暗所保管。といっても2瓶なのでそこそこすぐに食べてしまうかな。瓶に入らなかった少しと姫皮はタッパに水を入れて沈め、そのまま冷蔵庫へ。筍の方はお昼にステーキにしてみようと思う。
あれだけ大きかった筍もこれだけになってしまった。筍も歩留まりが悪い食材なのね。
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