午後、ぼーっとバイクで小貝川へ散策に出てきた。昨日は常総橋より上流側、つくばエクスプレス高架の更に上流っへ行ったので、今日は稲豊橋よりも下流の岡堰のほうまで行ってきた。天気は良くて気候もよく、バイクで出るにはいい日だった。
土手から降りて、田植え前の時期なので減水したままの河原を歩くとオナモミだらけ。そういう種類だったのかな。調べるとオナモミはキク科の植物ということで、絶滅危惧種らしい。近縁外来種のオオオナモミに取って代わられているらしく、多分これはオオオナモミなんだろう。河原はこれに覆われていた。
それでももちろん他の植物もいる。小貝川でぺんぺん草を見つけたのは初めてかな。あまり意識して見ていなかったから見つけられなかっただけだろう。もう一つ、河原でよく見かけていつも美味しそうだなと思っているけれど、今のところ種類が特定できていない。種を特定せず食べるのはちょっと嫌。葉が縮れていなければギシギシっぽいんだけど。
食べたくなる野草が見つけられないので少し上流へ移動した。
堰堤で見つけたのはスベリヒユの仲間と思えるのと、あとノボロギクかな。ノボロギクって野生のボロ菊ってことなんだね、知らなかった。YouTubeで食べれるって紹介があったけど、調べたら毒性もあって食べないほうがよさそうなことが書いてある。YouTubeの情報なんて所詮当てには出来ないな。
カラシナを見つけた。アブラナとカラシナの違いは葉が茎を覆うようについているのがアブラナで、そうでないのがカラシナらしい。上流側ではアブラナしか見つけられなかったので、棲み分けのようなことがあるのかもしれない。
土手から伊奈側を見た景色がとても綺麗。田んぼだか畑だかが広がっていてのんびりしている。自宅から15分ほどの距離でこうなるんだから、やはりここは田舎なんだろう。
稲豊橋まで戻ってきたので写真を撮っておく。減水2mくらいか。
この時期に河原を歩いて状況をよく観察しておくと、きっと満水時での釣りに役立つはず。こんなにのっぺりした川底でも、フナが釣れた場所には大きな石があったりなんらかのストラクチャーが存在する。夏のフナは食べないのでここで釣りをすることはないとは思うけど。
最後に常総橋の様子を見てきた。例によってバサーがたくさんいる。野草も探したけど、魚がいるかどうかを確かめたかった。テトラに乗ると魚が見える。下流は浅い砂地でストラクチャーもなく魚は見つけられなかったので、魚がいるだけでも嬉しい。ただし見えるのは全部10cm程度以下のブルーギルのようだ。んー、釣りにはまだ少し早いかな。
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