釣ってきたフナ、25cmくらいの大きさだったのでキープ、あら煮というか身もぶつ切りにして全部煮て味噌汁の具にすることにした。
まず下ごしらえ。生き物を自分で殺して食べるというのはある意味儀式だ。ごめんなさいと頂きますを兼ねて合掌する。フナはバケツで活かしてあったので、包丁の背で頭を叩いて気絶させる。その後頭の後ろに包丁で切れ込みを入れて背骨を破断し血抜き。血がおおよそ抜けたら鱗をとって塩で洗い、2枚におろしてからぶつ切りにして熱湯をかけてぬめりを取る。塩で洗って更に熱湯で処理するので、これでぬめりはほぼとれる。ここまでで下ごしらえ完了。
それから鍋にフナの身を入れ、水、酒、濃縮出汁を適宜入れ、チューブ生姜を少しとネギの青い部分を臭み消しとして入れてから煮込む。具材が寂しいので畑で採ってきたダイコンをいちょう切りにして入れ、お味噌を入れて更に煮た。お味噌を入れてからはあまり煮ないほうがいいんだろうけどダイコンとフナによく味がしみるように15分以上煮た。
結果、美味しい。美味しいんだけど、やっぱり身が少ない。半分食べたけど、ほとんど食べるところがなかったんじゃないか。25cmではまだ小さいのか。フナとかコイじゃなければ他の食べ方にするんだけど、煮ると食べるところが減るように見えるのかも。ちょっとした味噌汁の具にするならこのくらいの大きさでもいいけど、酒の肴にするには30cm以上ないとダメだな。
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